優柔不断から抜け出すために把握すべき3つの【迷う理由】

ビジネスという言葉は怪しい
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優柔不断なワタクシ。

選択の早さ

 当方、異国の地に移り住み早4ヶ月半が経った。そして、仲良くしてもらっているインド人がいる。

 そのインド人が、誰も笑ってないのにジョークを言い続けることや、ダンスを強要してくる『ダンスハラスメント』が激しいことについてはまた日を改めて話したい。今回はとにかく『選択が早い』ことを取り上げていく。


 ワタクシ、こちらの国に来てからというもの、グループでレストランに出かけようものなら、メニューを決めるのが一番最後になる。そして、インド人はマジで早い。寸分の狂いもなく、秒の速度で決断を下す。そして私がいつまでも迷ってると、堂々と「マジか。」という顔をしてくる。

 インド人に限らず、西洋の人はとにかく選択が早いと思う。入店後、ウェイトレスがメニューを聞きに来るまでの時間が、日本のソレよりも5万倍くらい早い。


 だから、「ナゼ我々は迷うのか」。今回はこれについて考察していきたい 。

選択の早い人の特徴

 日本人の全員が選択が遅いワケではないし、何ならそんなのはワタクシだけという可能性すらある。だからまず、「選択が早い人は、いかがか」というところから見ていきたい。


 まず、ワタクシが『選択が早い人』と聞いて即座にイメージするのは、トランプ大統領以外では『成長中のベンチャー起業家』しかいない。そしてその極端な例が、『ZOZOの前澤』だと思う。

ZOZO前澤社長肝いりのPB事業、売上目標2千億円に対し現実は17億円…現金流出超過
4月25日に開催されたZOZO(ゾゾ)の2019年3月期決算説明会で、前澤友作社長は神妙な面持ちで「今日は話が盛りだくさん」と話を切り出した。そして、19年3月...


 これは、「最近なぜ前澤社長が袋叩きにされているのか」が一瞬で分かる記事だ。

 ZOZOZSUITの廃止から新規事業に失敗が重なっていることの一連が書かれている。とにかく、『連勝していた人でも、ひとたび失敗すればアイツは終わったというレッテルを張りまくる国、日本』において、現状前澤社長がオイシイ材料となってしまうのも無理はない。


 ただ、この人の注目したい部分は、やる決断だけでなく「ヤメる決断もとにかく早い」ところだ。決断には様々な種類があるが、その中で最も『ヤメる』という決断が難しいと思う。新しいことを始めるのは難しい。継続も難しい。でも、志半ばで諦めるのが世界で一番難しいと思うからだ。

なぜこんな難しいことを即決できるのか

 ここで、また小難しい話を提示してしまうのだが、今年『Vokers:20代の成長環境』で華々しいトップを飾ったベンチャー企業、『サイバーエージェント』にある撤退ルールというものを紹介していく。


 こちらは、サイバーエージェントの撤退ルールについてアツく語られている記事だ。

なぜサイバーエージェントは数多くの新規事業を創れるのか? 藤田晋氏が語る、アイデアの源泉と独自のシステム
2019年3月9日、「第6回 サーバントリーダーシップ フォーラム」が青山学院大学で開催されました。サイバーエージェント藤田晋社長が、特別講演「サイバーエージェントの人づくり、組織づくり」に登壇。サイバーエージェントの設立に至るまでの経緯と、藤田氏独自のリーダーシップ哲学を語りました。


 どうやら、サイバーエージェントにおける新規事業の撤退基準は「2四半期連続で減収減益になったら、原則撤退を検討する」というものらしい。


 難しい単語の羅列で何を言いたいのかはサッパリ分からないが、要は、ヤメるかどうかで迷ってしまうことはハナから分かっているから、そんなら「ヤメるルールは前もって決めておこうぜ」というものだ。

 つまり、迷ったときに参照出来る『基準』がある、ということである。

なぜ迷ってしまうのか

 ここで先程の、迷ったときに参照する『基準』について語っていく。


 この基準を私生活に落とし込むと、感情のレベルで迷っている時と、信条のレベルで迷っている場合がある。

 例えば、今日の夕飯を「スシにするか焼肉にするか」。これは完全に両方とも感情のレベルだ。こういう感情のレベルで迷っているときは、即決した方がいい。結論にはマジで大差がないから、悩んでいる時間のムダ。とにかく、即決だ。


 そして次が、「目覚ましが鳴った。もう少し寝るか起きるか」。これは、感情と信条のレベルでぶつかっている。「もう少し寝たい」という感情と、「起きるべき」という信条。こういう時は、それが自分の信条ならば、そちらを優先すべきだ。もう少し寝たい、分かる。しかし、ここに「感情と信条がぶつかってるんだ。」という意識があれば、行動を変えてみようと思えるかもしれない。


 そして最も難しいのが、信条レベルでぶつかる時だ。これが、最もやっかいなヤツだ。信条の優先順位が必要になるからだ。例えば、「ベンチャー企業か、大手企業か」。これを判断する指標は、「事業の裁量orスケール」「経験or給料」「成長or安定」。こういうもの凄い数の信条に、優先順位をつけなきゃならない。

選択するためには


つまり整理すると、迷ってしまう理由はこうだ。


1, 感情と信条、どちらのレベルで迷っているかという意識がない
2, 参照する信条の少なさ
3, 信条の優先順位が決まっていないこと


 ちなみに、感情と信条の違いは、感情は一時的なもので、信条は経験の積み重ねで形成された考え方だ。

 そしてこの信条というのは、「迷ったらこうする」という、迷ったときに即座に参照できる辞書のようなものだ。

 多くの優柔不断な人は、2番目の「参照できる信条が少ない」から迷ってしまうんだと思う。多くのワードが載っていない辞書を見たって、結局答えは出ないのだ。

 そしてこの『信条』は、先に述べたように経験によって作られるものだから、「強い原体験がある人」は比較的ラクだ。逆にない人は、結構苦労することになる。だから、起業して成功した人なんかはよく、「迷うならとにかくやってみろ」という。それによって、次にどう動くべきか、という信条が見えるようになるから。


 だから、経験から参照できる信条をたくさん見つけられるようになることが、『成長』なんじゃないかと思う。だとすると、優柔不断は単純な『未熟さ』と捉えても、良いのかもしれない。


 最後に、私が森博嗣と同レベルにナマイキを言えない存在である、幻冬舎設立者の見城徹さんの言葉でまとめます。


いかがだっただろうか。

 ここまで考えて思うことは、純粋に「インド人すごい」ということだ。文章にしながら、インド人の底知れない考察力を垣間見た。即決するということには、これだけ必要な過程があるわけだ。

 インド人は、笑ってもないのにジョークを言い続ける精神力よりも、踊りたくない人を踊らせるダンハラへの積極性よりも、なによりも即決力が素晴らしい。





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