「とりあえずなにか、でけぇことをやりたい」という就活生

悩める仔羊系就活生
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就活生のための箸休めです。

趣味ができてしまった

 最近の趣味がある。就活サイトOne career の『ES・体験談』を読むコトだ。

 こんなことを趣味だと平然と宣ってくるヤツが自分の隣にいたら、まず「距離を置きたい」と思うことだろう。「意識高い」とか「批評家気取りか?」を通り越して、シンプルに怖い。迂闊に近寄れない。

 そして次に、「よっぽどヒマなんだろうな」と思う。そう、つまり当方「よっぽどヒマ」なのだが、こんなインターネット界の足立区みたいなところまでワザワザやって来てくれるあなたも「よっぽどヒマ」だろう。

 なぜこんなことを始めてしまったのかというと、発端は『面白い文章を見つけるため』だ。面白い文章を見つけるためにネット界に存在するブロガーというブロガーを掘り漁るだけに飽き足らず、とうとう「他人のESを自分の悦びのオカズにする」ということを覚えてしまった。

 ちなみに最近、ブロガーの記事はあまり面白くない。当方がブログを始めてしまったことにより、面白ければ面白い程「こんなモンスターには勝てない」こと実感し、「ちっとも面白くねぇ」ことになる。何なら、一丁前に「勉強している」気持ちにまでなってしまっている。ので、最近ブログ記事からは遠のいている。

 そこで代替商品として産声をあげたのが『One careerのES・体験談』だ。これなら面白さのベクトルが違うので、自我を保ったまま、安心して楽しむことができる。登録が必要なOne career のESをここで迂闊に引用すると極刑に処されるので、ESに登場する『面白いヤツ』をジャンルに分けて紹介していきたい。

日本経済に当事者意識を持ち、GDPを底上げしてくれるらしい

 こういったご意見は、コンサルや金融業界のESにて散見される。

 まず「日本経済に当事者意識を持つ」というのがもう常人の発想ではない。「当事者意識」なんてモノはそうそう手に入るものではなく、当方、自分の人生への「当事者意識」がやっと芽生えたところだ。つまり、自分の意思と関係なく「勝手に始まっていたもの」に対して当事者意識を持つというのは、相当にムズい。

 多分こういう人は、何かと「自分と関連している」と考えるのが得意なんだろう。地球の裏側で起こる飢餓に対しても「もっと税金を納めて国際協力に励まねば」と思っていることだろうし、スーパーの肉を見て「牛さん可哀想」と思っているに違いない。そしてきっとベジタリアンだろう。凄い、凄すぎる。

高い技術力を持つモノづくりを通して全世界に感動を届けたいらしい

 こういったご意見は、メーカーのESにて散見される。

 まず、全世界の人間はスーパーの消費財にいちいち感動していられる程人生ヒマじゃない。そんなものに感動するのは、『よっぽどヒマ』なあなたとワタクシくらいだ。

 今、こちらに向かって「それはスーパーの商品だからでは?」という横槍が鬼のように投下されて来ている。

 しかしたとえ車であったとしても、「製品へのこだわり」は感動をもたらすというより、消費者をナットクさせるくらいだ。それは、高い買い物である不動産物件を選ぶ時と同じ感覚のように思う。
 買い物として高ければ高い程、カネを払う価値に見合う「ナットク」を目指してしまうところが、我々類人猿としての悲しき運命だ。

胡散臭いんだよ。

 私がこれらの素晴らしいご意見に対して「胡散臭いな」と思ってしまう理由は、単純に『日常生活との解離』だ。

 冷静に考えて、『当事者意識マン』も、『スーパーで感動するマン』もこの世に存在するわけがない。いたらゼヒお友達になりたい。「仕事は楽しくやりがいのあるもの」が美徳で、企業も一生懸命にそれを宣伝してくるから、冷静に現実を評価することができなくなりつつある。

だから、
「てめぇの日常はどこにあるんだ」

これを知りたいんだと思う。企業が知りたいのは原宿ギャルの厚底サンダルよりも高いゲタを履いたアナタではなく、等身大のアナタだ。


 最近大手であっても、ES選考過程においてオカシな質問をする会社が増えてきていると思う。『最近』などと、開始直後の趣味に対して「もう何年もやってますよ」感を出しているミーハーは、俗に言う『古株』にブン殴られそうだが、ES探りに古株もクソもないので安心して頂きたい。

 そして、この「オカシな質問」というのは、例えば日清の


「今、世界中でこんなこと私しか考えていないだろう」と思うことを教えてください。

とか、電通の

世の中の物事や現象で「まだ名前のないもの」を見つけ、世の中に共感される呼び名をつけてください。


とかだ。こういうところにも企業の社風が出てるなぁと思って、当方は「オカシな質問をする会社」程志望したくなる。

 普通の質問をしても解答が似たり寄ったりになってしまうので、こういう模範解答が積み重なっていない質問をすることで、「てめぇの日常」を探っている。

 就活生も、企業が知りたいのは「てめぇの日常」だということを意識できれば、少しだけ就活との向き合い方が変わるかもしれない。

いかがだっただろうか。

 当方、今世界中でこんなこと私しか考えていないだろうということは、「モンスターエナジーを延べ2日間に渡ってオイシク飲む方法」ですね。日本人の女性の繊細ボディに1日500mlはエナジー過剰です。現状、ジップロックがベストソリューションですね。





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